ガジェット 自動車

AI×自動車の未来とは。車好きはどう考える?

更新日:

どうもmatchaです

つい最近、このような記事を目にしました

米テスラの自動運転車、年内にも「準備完了」 マスクCEO

 

ニューヨーク(CNN Business) 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社の車両が年内にも自動運転車の準備が整うとの見通しを明らかにした。ただし、当局による許可があればとの条件も加えた。

マスク氏によれば、テスラの自動運転車は今年中にも、駐車場で利用者を見つけ出して乗せ、そのまま目的地まで運ぶといったことが可能となるという。

CNN.co.jpより引用

 

ついに自動運転車が現実になるわけです!

とはいえ、アメリカのように何百キロも長距離を移動することは日本ではあまりないですよね(運輸業とかは別として)

そこで、自動運転技術が日本にどういった影響をもたらすか考察してみました

 

と、その前に自動運転技術について軽く解説します

 

自動運転の定義

日本での自動運転の定義は、アメリカのSAEというモビリティ専門の非営利団体の定義を採用しています

その定義では、自動運転技術について0~5レベルに分けられています

 

各レベルについて解説していきます

 

レベル0 ドライバーがすべてを操作

つまり、いわゆる「普通」の車がここに位置します

 

レベル1 ステアリング操作、加減速のどちらかをシステムがサポート

レベル1は車線の逸脱を抑制するシステムや、前方の車両に合わせてスピードを調整するACCなど、ステアリング操作、スピード調整のどちらかをサポートするシステムを備えた車を指します

ドライバーはステアリング操作かスピード調整のどちらかをコントロールする必要があります

 

日本車だと、スズキスイフトやトヨタプリウス、レクサスの各車が該当しますね

 

レベル2 ステアリング操作、加減速のどちらもサポート

車線の逸脱を抑制するステアリング補正や前方の車両に合わせてスピードを調整するACCなど、ステアリング補正、スピード調整のどちらもサポートする技術を備えた車を指します

 

Tesla社のモデルSなどをはじめ、様々なメーカーの新車に搭載されています

レベル1、レベル2は「運転支援技術」と呼ばれており、正確には「自動運転」ではありません

 

レベル3 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作

車両の加速や制動、ステアリング操作が自動で行われます。安全運行のための適切な対応も車両側で自動で行われますが、車両側で対応できない事態の際にはドライバーが操作を行います

残念ながら、日本ではまだ法整備の関係で公道でレベル3以上のシステムを使用することはできません

 

アウディA8が自動運転レベル3のシステムを搭載しており、話題になりました

 

 

レベル4 一部の場所でシステムが全てを操作

車両の加速や制動、ステアリング操作が自動で行われます。安全運行のための適切な対応も車両側で自動で行われます

緊急時の際にも、システムが対応することになり、自動運転の主体として責任を持つことになります

 

「一部の場所」ということあって、運転席にハンドルやブレーキは搭載されたままでしょう

残念ながら、未だ実現はしておりません

レベル5 場所の限定なきシステムが全てを操作

運転に関わる全ての操作をシステムが行います。緊急時の際にも同様にシステムが対応も行います

 

完全な自動運転で、無人運転などもこれに当てはまります

レベル4と同様、実現していません

 

2020年頃に普及の見込み

レベル3以上の自動車が広く普及していくのは2020年台に入ってからでしょう

政府は2020年の東京五輪でレベル3に「自動運転車」を走らせる目標を掲げています

現在でも以下のような法改正が行われています

運転支援として自動ブレーキが義務化

UN/ECEが世界40カ国・地域で自動ブレーキ搭載を義務化

日本では年間400万台以上の新車が対象の見込み

■今月、国連欧州経済委員会(UN/ECE)は、日本や欧州連合(EU)など40カ国・地域で衝突被害を軽減させる自動ブレーキの標準搭載を義務付ける規則の原案合意を発表しました。また、今後はさらに多くの国への参加を呼びかけ、年内にも正式な規則が設けられると見られます。
■UN/ECEは、自動ブレーキの搭載の義務付けが始まれば、年間でEUでは1,500万台以上、日本では400万台以上の新車がこの対象になるとしています。日本では、既に新車の6割以上で自動ブレーキが搭載されていますが、政府は2020年には新車の9割での自動ブレーキ搭載を目標にしています。

SankeiBizより引用

 

クルマ好きの方には「ふざけるな」と言われそうな規則ですが、高齢化社会の中そんなことは言ってられません

アクセルとブレーキを踏み間違えて突っ込んでしまう事故は後を絶ちません。コンビニの店員さんにとっても迷惑な話でしょう

 

高齢者に自動ブレーキを説明してもあまり理解してくれなさそうですし、だったら義務化して新車全てに自動ブレーキを搭載した方がWin-Winでしょう

 

自動運転実現には莫大な予算と時間が必要

レベル4の実現には、自動運転車専用レーンを設け、一般車両や歩行者を隔離する必要があります

また、レベル5の実現には全ての道路に専用レーンを設ける必要があります

高速道路や一般国道に限ったとしても、爆弾な予算と時間が必要でしょう

 

現在、路車間通信(V2I:Vehicle-to-roadside-Infrastructure)というシステムの開発が自動運転に応用できないか研究が進んでいます

V2Iは身近なところで言うとETCなどがわかりやすいでしょう

自動車と道路に設置された対応機器での通信が可能です

つまり、応用すれば交通環境(事故や渋滞など)の情報をやり取りすることができます

 

また、V2V(Vehicle-to-Vehicle)と呼ばれている自動車同士が行う通信も応用されると考えられています

周囲の自動車の情報や道路上の障害物など、安全な環境を構築していくために必要な情報のやり取りができると期待されています

 

「クルマ好き」に未来はないのか?

レベル5の自動運転技術が普及すれば「自分で運転するドライブ」というものがなくなってしまう。と思われる方もいるかも知れません

確かに、旧世代のスポーツカーなどのような過激なクルマ(良い意味で)は少なくなってしまうかもしれません

だからといって「クルマ好きだから自動運転は糞だ!」というのはナンセンスです

もしレベル5の自動運転が普及したら配送、運輸業界には革命が起こるでしょう

地方に住んでいる方でもAmazonで「注文した日に届く」なんてことも実現されるでしょう

 

もちろん、全ての公道が走行禁止なんてことはないでしょう。もちろん、サーキットも存在しますしクルマ好きが趣味を絶たれる、ということもないでしょう

 

ただ、歴代のような名車が生み出されることは少なくなってしまうかもしれません

といってもそれは数十年先のおはなし。今を楽しみましょう!

 

 

-ガジェット, 自動車

Copyright© あんぐらわーるど , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.