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史上最悪のイタズラ「スワッティング」その巧妙な手口とは

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どうもmatchaです

「相手の顔が見えない」インターネットではよく口論やケンカを目にします

特にシューティングゲームでのチャットの荒れようは酷いものです

しかし、世の中にはもっと酷い事をしてくる輩もいます

「酷い事」、それはスワッティングです

 

今回はスワッティングの解説、手法を紹介します

 

スワッティングとは?

スワッティング(Swatting)は、緊急通報用電話番号を悪用し、何らかの大事件が起こっているとする虚偽の通報によって対象の元に警察官などを派遣させるという悪戯である。名称はアメリカ合衆国の警察特殊部隊SWATに由来する。

wikipediaから引用

 

つまり、口論相手を犯罪者に仕立て上げる虚偽通報を行って警察官を派遣させるといった非道な行為です

もちろん違法ですよ!真似しないように!

 

プロゲーマーも被害に...


この動画はプロゲーマーのn0thing氏がゲーム中に家に警察を呼ばれた時の動画です

もちろん、n0thing氏は通報されるようなことはしておらず、アンチかゲームの相手がイタズラで通報をしたのだと思われます

 

モニターに「Terrorist Win」と表示されています。皮肉めいてますね

 

個人的な意見なんですが、海外のプロゲーマーって住所バレしている方多いですよね、やっぱ海外にも特定厨が沢山いるんでしょうね

 

手口

スワッティングをする、つまり警察に通報を行うわけですが、もちろん自分の携帯電話などで通報を行えばバレてしまいます

なので、日頃からスワッティングなどの迷惑行為を好き好んでやっている輩は「対策」を行っているわけです

 

発信者番号の詐称

「そんなの無理でしょ」と思う方もいらっしゃるでしょう

しかし、現実には可能なのです

 

ISDN PRI回線と言われる特別なデジタル接続を持つ人々は電話番号の詐称は可能でした。徴収機関や法執行機関、民間の調査官は合法的に電話番号をなりすましていたのも事実です

 

番号詐称の一つとしてVoIPを悪用した手口が挙げられます

 

手口を紹介する前に、VoIPについてちょこっと説明します

VoIPとは、Voice over Internet Protocolの略で、音声をデジタル化し、TCP/IPネットワークによって送受信する技術のこと。 インターネット(IP)電話などに使用されている。

VoIP | 用語集 | KDDI株式会社

 

通信会社にもよりますが、固定電話やFOMAなどの昔の携帯電話は回線交換、VoLTEを使用したスマートフォンなどはVoIPを使用したパケット交換となっています

そんなVoIPですが、アスタリスクやFreeSWITCHなどのオープンソースソフトウェアを使えば最小限のコストと労力で番号を偽装することができます

過去にLINEoutでも電話番号の詐称は可能でした。現在は各SIMで認識されているので不可能です

 

また、各通信事業者も対策をしています。海外からの偽装の疑いがある着信は番号を非表示にしてくれるそうです

なりすまし被害防止など、発信者番号の偽装表示対策:softbank

 

スワッティングの常習犯はおそらく上記のような番号詐称を行っていると考えられます。恐れを知らない人は自分のスマホでスワッティングしちゃうらしいですけどね

そんなんすぐバレちゃうでしょ...

 

虚偽通報は「分かる」

電話番号を詐称してもGPSや固体識別番号等でバレてしまいます

とはいえ、通報者がイタズラで電話をかけたのか、はたまた本当に緊急で通報したのか、オペレーターは判断しづらいですから通報の情報を信用するしかないわけです

まあ、警察を派遣して虚偽の通報だと分かったら、GPSや携帯の固体識別番号等を参照してとっ捕まえるんですけどね

 

ここまで見てもらったらわかりますけど、虚偽通報は百害あって一利なしです!やらないようにね!

 

死亡事件も...

 偽の通報で他人の家に警察を送り込む「スワッティング」と呼ばれる行為により、一般市民が警官に撃たれて死亡する事件が米カンザス州で起きました。被害者は無関係なゲームでのいさかいに巻き込まれたとみられています。

引用

非常に痛ましい事件でした。この事件をきっかけに、「スワッティング対策」が徐々に成されてきています

事件のきっかけは「UMGGaming」というゲームの賭けサイトで起こった出来事です

シューティングゲームのCall of Dutyで「どちらが勝つか」をお互い1.5ドル 賭け、対戦で口論になってしまいました

一方の人間が「スワッティングするぞ!」と脅し、

もう一方の人間が「やってみろ」と他人の住所を教えました

カンザス州ウィチタの警察官は通報された場所へ行き、玄関で「手を上げろ」などの命令に従わなかった男を射殺してしまいます

 

警察対応は適切だったのか、という議論も呼んだ他、被害者の名前を偲び、「Andrew T. Finch Anti-Swatting Bill」という半スワッティング法案が可決されました

 

ちなみにゲームで口論をしていた二人は虚偽報告や公務執行妨害、証拠の隠滅を図った等の罪で起訴されています

 

留置所内でツイート

上記のスワッティング事件で逮捕されたタイラー・レイ・バリスはカンザス州の拘置所に勾留されていました

バリスが勾留されていた拘置所ではインターネットの利用は許可されていませんでしたが、キオスク端末を使用したメールでの送受信や口座残高の確認などは許可されていました

しかし、2018年4月6日、キオスク端末のアップデートが行われた際、システム以外のインターネットに接続できてしまう、という不具合が発生しました

 

バリスはこれを悪用し、「なんで俺が拘置所からネットを使えるかって?俺が電子の神(eGod)だからさ」

「しゃべってるのはどこのどいつだ?またスワッティングしてやるぞ」といった内容をツイート

反省の色を示さないツイートを行ったのです

現在は正常なアップデートが行われ、インターネットには接続できなくなっています

参考

 

まとめ

この事件は非常に胸糞悪い事件でした

二度とこのような事件が起こらないよう、煽り煽られには注意してネットを楽しみましょうね

 

 

 

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